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2010/05/22

次のバスを逃すと大学に遅刻してしまう。
彼は自転車にまたがり、バス停へと向かった。
今日は暑くなると天気予報で言っていたのを思い出しながら、
いつもより強く足に力を込めたのであった。

車道から団地の林立する歩道へと移り、歩道橋の下に自転車を止めた時、
反対車線のバス停にはS駅行きのバスが止まっていた。
これに乗らなければ遅刻である。
そして、自転車に鍵をかけ、車道を横切ろうとしたとき、一台の白い車が彼の目の前を横切ったのだった。
それを見送りバス停へと視線を戻したとき、バスはすでに発車していた。

「俺をスルーしやがった・・・」

彼の心には遅刻が確定した虚しさよりも、彼をスルーした運転手への怒りの方が強くあった。

「よろしい。ならば俺と勝負だっ!!」

彼は再び自転車に乗ると、バスが走り去った方向へとハンドルを向けた。
彼はS駅まで自転車で行くことにしたのである。
まだ5月なのに30度もある、熱い水曜日の出来事だった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大学の授業を終え、7時まで居残って課題を済ませた彼は何となしに、右手をポケットに入れた。

「自転車の鍵がない・・・」

何度も左右のポケットやカバンの中をあさってみたけれど、自転車の鍵はどこにもなかった。隣にいた友人Hがこう問うた。

「鍵さしっぱなしという可能性は?」

それを聞くや否や、彼は自信ありげにこう放った。

「しかし、今日は鍵を外す瞬間を覚えている(キリッ」

そして、二人は生協やら、計算機室やらをうろついて、30分ほど鍵を探したのである。

「ない・・・。」

課題転送時の文字化けやら計算機室のPCのインターネットブラウザの故障やらの対応で疲れ切っていた彼は、とうとう鍵を諦め、バスで帰宅することにしたのだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

S駅に降り、今日は自転車を回収できない旨をS駅駐輪場の係員に伝えに向かった。しかし、係員はいなかった。仕方がなかったので、念のために自分の止めた自転車を見に行った。大量の自転車の中をしばらくうろついて、ようやく自分の自転車を見つけた。

「まぁどうせ鍵なんて挿さってないだろうけd・・・!?」

あれだけ探し回った自転車の鍵が、あたかもそこにあるのが当然かのように刺さっていた。それは何よりも自然すぎた。あまりに自然すぎる光景に、彼はため息まで漏らして、弱弱しい足取りで帰宅したのだった。
6時には帰宅する予定が、彼が家に着いたのは8時30分を過ぎていた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~


____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    
    |      |r┬-|    |      今日鍵を外す瞬間を覚えている(キリッ
     \     `ー'´   /      
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwww
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))..

コメント

非公開コメント

No title

HAL先生の次回作をお楽しみください

No title

ん?
そういやHAL日記書かないけど
なんでやろ?ww

あ、ちなみに↑あれな。
俺だから

どっちが書いてるか分かりにくいねw
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